webサイト運営 2022.07.22

ホームページ公開後にやるべき5つのこと

Webサイトを公開したけど、次に何をすれば良いのか分からないと悩まれていませんか。
実はWebサイトの公開後に実施すべき施策はほぼ決まっています。
それはアクセス解析等のデータを取得するサービスの設置・活用です。

なぜなら「集客」や「商品・サービスの販売」を行うためには、現状を正しく把握するための数字やデータが必要になるからです。数字やデータが無い場合、目的を達成する為に、Webサイトに何人集客する必要があるのかの計算が出来なかったり、的外れな更新や改善をしてしまいます。

私は様々な業界・業種の方へアドバイスを行っていますが、根拠となる数字やデータが無い状態では、個人の経験に基づく見解や解説が中心となり具体的なアドバイスは控えめになります。逆に数字やデータが確認出来る状態では、成果を出すためには次にどういった施策が必要なのかが分かるため効率よく行動に移すことができます。

この記事では、Webサイト公開後に、最低限導入すべきサービスを紹介します。
是非最後までご覧いただき参考にしてください。

Google Search Console(サーチコンソール)に登録

Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。

Search Console ヘルプ「Search Console の概要」より引用

公開したてのWebサイトは、検索エンジンに登録がかかっていない状態なので、より早く検索エンジンに認識してもらうためにも必ず登録しましょう。また、サイトの問題点や改善をチェックしてくれますので、公開後は定期的に確認しましょう。

Google Search Console(サーチコンソール)
https://search.google.com/search-console/welcome?hl=JA

XMLサイトマップ(sitemap.xml)の作成と送信

Google Search Consoleの登録してまず行うことがXMLサイトマップの送信です。
XMLサイトマップとは、URL・優先度・最終更新日・更新頻度などを記述したXML形式のファイルです。
検索エンジンはXMLサイトマップに記述されているURLを参考にウェブサイトをクロール(巡回)しますので、Google Search Console内から申請は必ずしておきましょう。

WordPressでサイトを作成している場合は、自動でサイトマップを作成してくれるプラグインがあります。
弊社ではSEOの設定も一緒に出来る「All in One SEO」プラグインをオススメしています。
WordPress以外の場合、サイトマップを自動で生成してくれるサービスを利用します。

All in One SEO
https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/

サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」
http://www.sitemapxml.jp/

Googleタグマネージャーの設置

Google タグ マネージャーとは、ウェブサイトやモバイルアプリに含まれる「タグ」(トラッキング コードや関連するコードの総称)を素早く簡単に更新できるタグ管理システムです。タグ マネージャーのコードの一部をプロジェクトに追加すると、ウェブベースのユーザー インターフェースから、分析と測定のタグ設定を安全かつ簡単にデプロイできます。

タグ マネージャー ヘルプ「タグ マネージャーの概要」より引用

計測サービスを利用する際、計測タグ、広告タグと呼ばれるコードが発行され、発行されたコードをWebサイトに埋め込む必要があります。ご自身で設置が出来る方は、毎回HTMLコードを編集することになりますが手間がかかります。制作会社等へ依頼する場合はコストと時間が必要となります。
Googleタグマネージャーは、Googleタグマネージャーの計測タグを1度だけ埋め込めば、Googleタグマネージャーの管理画面から操作が可能となります。HTMLの編集せずに計測タグ、広告タグの設置が可能となるので時間短縮、コスト軽減に繋がります。

Googleタグマネージャー
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/tag-manager/

Google Analytics(アナリティクス)の設置

Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供しているWebページのアクセス解析サービスです。
アクセス流入元、検索キーワード、直帰率、離脱率、閲覧ページ、滞在時間等、様々な情報を得ることが出来ます。

新規でGoogleアナリティクスのアカウントを作成される方は、Googleアナリティクス4(GA4)にて作成させますが、既に導入されている方で、従来のGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)をお使いになられている方は、2023年7月1日をもってアクセスの計測が終了すること、解析を行うには過去のデータが必要になりますので、早めに移行されることを推奨します。
また、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの導入が完了したら、連携設定もしておきましょう。

Googleアナリティクス
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録

Google ビジネス プロフィールでは、マップや検索などの Google サービスでローカル ビジネスをどのように表示するかを管理できます。実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスを営んでいる方は、ビジネス プロフィールを活用すればユーザーにビジネスをアピールすることができます。Google でのオーナー確認を済ませているビジネスは、ユーザーからの信頼度が倍増する傾向があります。

見込み顧客の視点に立って考えてみてください。この見込み顧客はお客様の店舗から 3 ブロックほどにおり、お客様が得意とするサービスを探しているとします。こうした見込み顧客は、友人から聞いたりしてお客様のビジネスのことを知っているかもしれませんが、Google でそのサービスについて検索する可能性もあります。そのときにビジネスの存在をアピールできるかどうかが重要です。

ビジネス プロフィールでビジネスをアピールすると、取り扱っている商品やサービス、店舗の場所をユーザーに知ってもらえる機会が増え、ビジネスに関する問い合わせも増加する見込みがあります。

Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google ビジネス プロフィールへようこそ」 より引用

Googleビジネスプロフィールに会社やお店を登録すると、Googleマップや検索結果の右側に掲載された情報を編集することができます。ユーザーの目につきやすく、どういった会社・お店なのか分かりやすく掲載されますので集客に期待が持てます。Googleビジネスプロフィールには正確な情報を掲載しましょう。
ちなみに、2021年11月4日にGoogleマイビジネスをGoogleビジネスプロフィールに名称と管理方法の変更が実施されました。

Google ビジネス プロフィール
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/

まとめ

Webサイトを公開したら計測サービスを設置しましょう

Googleサーチコンソール、XMLサイトマップ、Googleタグマネージャー、Googleアナリティクス、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)について紹介をしました。
今後のホームページ運営に必要なサービスですので、必ず導入と設定を済ませておきましょう。

Webサイトを「活かし育てる」ノウハウを無料プレゼント中!

Web Groundでは、Webサイトについての価値のあるノウハウや施策をわかりやすく伝え広め、あなたのビジネスの強力なツールとして活用していただきたいと考えています。是非ダウンロードしてご活用ください。

無料プレゼントの詳細はこちら